砥石山 [自然歩道] ~ 春の野花がきれいです

2020年7月12日


地図は「さっぽろ周辺マップ 札幌」より

砥石山は、札幌市街地から少し奥まった位置にあるので、自然が豊かに残っている山です。そして山頂へは3本の登山道があり、どれもが自然歩道のルートになっています。自分のレベルに合わせてルートを選ぶと良いでしょう。

今回は、砥石山の、それぞれのルートについて詳しく紹介します。

1.砥石山の概要


「藻岩山から砥石山を望む」

砥石山は、標高826mの低山で、登山初心者に適した山です。特徴として、野花が豊富な点が挙げられます。春になると、ニリンソウタチツボスミレヒトリシズカシラネアオイサンカヨウなどの野花が登山道を彩ります。

そして、砥石山にあるニリンソウは変異体が多く、いろいろな形の花が見れます(ミドリニリンソウと呼ばれます)。

登山道は3本あり、いずれも魅力的なコースです。それぞれを紹介しましょう。

2.中の沢ルート


「八垂別の滝」

砥石山の登山道では、最も利用者が多いです。登山口までの道が少し分かりづらいですが、登山口には十分な駐車スペースがあります。

登山口に「八垂別の滝」があります。これはちょっとした落差の滝で、釣りに行けば良くあるような落差の滝です。ハッタリと言えそうな滝ですが、よく見ると美しい滝に見えてきます。


「ニリンソウの変種 ミドリニリンソウ」

しばらくは沢沿いの道で、野花が多いです。春の野花を楽しむのに絶好のコースでおすすめです。沢から離れて登りが急になると稜線は近いです。稜線に出たところはT4分岐と呼ばれ、小林峠のコースと合流します。ここで休憩を取りましょう。

ここから進むと一旦下りです。そして、ここから先が砥石山登山の核心部です。上り下りが続き、急な部分もあります。特に残雪のある時は手こずる場合がありますから注意してください。

眺めの良い三角山のピークには巻き道があります。行きか帰りかのどちらかでピークを踏むと良いでしょう。何度か山頂の前のピークを越えてから、砥石山の山頂に着きます。

山頂からは支笏湖周辺の山や、定山渓の山手稲山が良く見えます。ゆったりとした山容を持つ無意根山が遠くに見えて、いつかは登りたいと思うことでしょう。

3.小林峠ルート


「冬は、あなどってはいけません」

小林峠から稜線をひたすら歩いて砥石山へ行くルートです。ここは登り下りの連続なので、意外と疲れるルートです。特に、小さいお子さんがいる場合は避けた方が良いでしょう。

コバスキー場の脇を登山道は通ります。T4分岐まで登ったり下りたりを繰り返すので、野花の咲く時期がおすすめです。それ以外の季節では、辛いだけで楽しくない道かもしれません。

T4分岐からは中ノ沢のルートを参照してください。

4.源八沢ルート(砥石沢コース)


「山頂直下から無意根山を望む」

源八沢ルートは、砥石沢コースとも呼ばれます。

登山口付近は採石場があるなど迷いやすい地形です。このルートを歩く人は他のコースより圧倒的に少ないので、初心者だけでは行かない方が良いでしょう。

しかし登山者が少ない分、静かな登山を楽しめます。ワイルドさもある登山を求めるなら、こちらのコースでしょう。

5.砥石山の地図/行動ログ

砥石山へ登る時の地図ですが、スマートフォン用のYAMAPアプリを使うと良いでしょう。
地図だけでなく、登った時のログも取れますから一石二鳥です。

使い方は、以下の投稿を参考にしてください。

地図アプリ「YAMAPアプリ」を使ってみた。

6.砥石山のKML形式地図を作ってみた


kunimiyasoftのGISアプリ「JSMAP2」でも、砥石山の地図を作ってみました。KML形式(圧縮しているのでKMZ)の地図なので、GarminのGPSで使用できます。

砥石山の地図 ※クリックでダウンロードされます。

KML形式なので、Google Earthでも表示できます。また、GarminのGPSで使う場合は、以下の記事を参考にしてください。

KML形式ファイルをGarmin GPSで使用する

7.すべてのコースを制覇してみましょう


「砥石山に咲くサンカヨウ」

砥石山の自然歩道を歩くならば、春がおすすめです。とにかく野花が多くて、登山よりも野花観察の方がメインになるくらいです。夏は暑いので、もっと高山に行くと良いでしょう。秋は紅葉を楽しめますが、砥石山ならではという部分は少ないです。冬は積雪が多く、舐めて掛かると遭難します。山頂付近は急傾斜の部分もあるので、十分注意してください。

札幌市が紹介する自然歩道のホームページ(URLのみ)
http://www.city.sapporo.jp/ryokuka/midori/shizen/rute/index.html