札幌の天上の楽園 真簾沼

2020年10月10日


地図は「さっぽろ周辺マップ 札幌」より

札幌の山の中には、いくつもの沼があります。中でも一番有名なのは万計沼ですが、その奥に最も大きい真簾沼があります。そこは、天上の別天地です。簡単に紹介しましょう。

※さっぽろ周辺マップの地図には登山道が載っていませんが、実際には真簾沼を通る登山道があります。

1.真簾沼

空沼岳への登山道を登って行くと万計沼が現れますが、さらに進むと真簾沼があります。とても開けていて解放感のある沼です。湖畔は岩が積み重なっていて、ちょっと不思議な光景です。自然の沼なのですが、地滑りによってできた窪地の沼だそうです。

真簾沼は、万計沼とは違って山小屋もなく、登山者も通り過ぎる場合が多いです。でも、私はここでのんびりと休憩したい場所ですね。標高は1,000mを超えていて天上にいる感じがします。もっと人気が出て良い沼だと思いますが、ひっそりとしているところが良いのかもしれません。

2.万計沼

山小屋が2つあって休憩場所として最適な万計沼は、森に囲まれた雰囲気の良い沼です。沼のアウトレット部分が滝になっているため、オショロコマが封じ込められています。道央においてオショロコマエゾイワナに住処を奪われているのですが、万計沼に関しては滝によってオショロコマが守られているのです。

万計山荘は、宿泊もできる山小屋です。実はここまで林道が通っていて、オフロード車なら通れます(関係者だけです)。林道は簾舞から続いていますが、歩くには距離があるので、登山道を使った方が良いでしょう。

3.空沼岳

「山頂から支笏湖を望む」

札幌では一番人気の山ではないでしょうか。手稲山は山頂まで道路があってテレビ塔だらけですし、藻岩山は低すぎます。余市岳無意根山は、初心者にはあまり向きません。でも空沼岳なら、誰でも楽しめますし、沼や山小屋もあって変化に富んでいておすすめです。

そして山頂からの眺めが最高です。札幌市街を見下ろすのも良いですが、恵庭岳方面の眺めがすばらしいです。空沼岳山頂は細長い岩場になっており、見晴しが本当に良いです。

近くに空沼という沼がありますが、行く道がありません。空沼岳山頂からも見えないのですが、山頂から恵庭岳方面へ進むと見ることができるようです。しかし登山道はないので、残雪期とかに限られるのではないでしょうか。

4.真簾峠

札幌市の簾舞と常盤を結ぶ道に真簾峠があります。とは言っても関係者以外は通れない林道にあるようです。周辺の林道も複雑に入り組んでいるため、真簾峠へ行くのは難しいでしょう。GPSを頼りに歩いて行く必要がありそうです。(入林許可なども必要になるでしょう)

地理院地図で真簾峠を確認する

5.真簾沼の地図/行動ログ

真簾沼へ行く時の地図ですが、スマートフォン用のYAMAPアプリを使うと良いでしょう。
地図だけでなく、登った時のログも取れますから一石二鳥です。

YAMAPアプリで選択する地図は、札幌岳・空沼岳の地図を使用すると良いです。

使い方は、以下の投稿を参考にしてください。

6.アクセス

空沼岳の登山道入口の付近まで、バスで行くことができます。地下鉄真駒内駅から出ているので、公共の交通機関を使っての登山も良いでしょう。

中央バス 空沼線 空沼登山口(PDF)

空沼登山口までは、夏季の土日祝日だけでかつ限定された便のみです。良く確認しましょう。