Canon一眼レフEOSのシャッターをM5StickCから切る

先日、三脚を使って紅葉の写真を撮っていたのですが、頭上の撮影でシャッターを切るのが結構たいへんでした。これにはリモートスイッチがあれば便利だろうと思ったのですが、リモートスイッチって良く考えると赤外線による制御をしています。

それなら、自分でも作れるのではと検索してみると、M5Stack系で実際に行っている人がいました。しかも、M5StickCには赤外線LEDが付いていますから、新たに購入する必要がありません。そこで、実際にやってみました。

自分で新たにプログラムを作成するまでもないので、参照したサイト様のリンクを貼っておきます。

実際に、EOS kiss X7でテストしてみました。EOS kiss X7はWi-Fiに対応していない古い機種ですが、リモートスイッチは使えます。

実際に操作してみると、動かない。カメラの赤外線受信部はグリップの位置にあるので、背面から操作しても動きません。また、前からの操作では、センサーの前、30~50cm程度まで近づけないと動作しませんでした。これは、M5StickCの赤外線LEDが弱いためのようです。

結果、集合写真などの自撮りには使えないけれど、マクロ撮影や天体撮影などに使えそうなことがわかりました。最近、天体撮影で面白い記事を見つけたので、そのうちやってみるつもりです。その時に役立ちそうです。

スマートフォンからシャッターが切れない古いEOSのお持ちの方は、試されてはいかがでしょうか。