ChatGPT ~ プログラムまで作ってくれる!

2023年2月3日

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巷で話題になっているChatGPTですが、年配の自分には関係ないと言っている場合ではなくなりそうです。

と言うのは、当オフィシャルサイトにやってくる人の9割くらいは、Google検索を使っています。しかし、Google検索で調べものをせずにChatGPTなどのChatBotを利用するようになったら、当サイトのアクセスも激減すると思うのです。

そこで、ChatGPTを試してみました。

1.ChatGPTに登録する

まずは、ChatGPTに登録します

ChatGPTのサイトを開きます。

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ChatGPTのサイトが表示されました。画面をスクロールします。

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TRY CHATGPT」のボタンを押します。

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認証のためのメールアドレスを指定します。入力後に「Continue」のボタンを押します。

Googleなどのアカウントも使えますが、セキュリティトラブルを考えて独自のアカウントを作った方が良いと思います。

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指定したメールアドレスメールが届きます。「Verify email address」を押します。

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メールの認証はできましたが、まだ認証があります。

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まず、名前の入力があります。「名前」「名字」で入力します。

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次に、電話での認証があります。国番号の次から入力しますが、例えば、「090-xxxx-xxxx」の場合は、「90-xxxx-xxxx」と入力します。

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ショートメールが届きます。暗証番号が入っていますので、その番号を上記画面に入力します。

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認証が完了しました。案内ポップアップ画面が出ますので、内容を確認しながら「Next」のボタンで移動します。

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ポップアップの画面が消えたら、いよいよChatGPTを操作してみます。質問の文章を赤枠エリアに入力すると、回答が表示されます。

2.ChatGPTを試してみる

それでは、ChatGPTにいろいろ質問してみます。

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最近、投稿した記事タイトルを質問してみます。質問内容が新しすぎたでしょうか。まったく回答になっていません。こういう内容をAIがどのように学習するのでしょう?今後、どのような回答をするのか見守りたいと思います。

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ここ最近、一番需要のある記事タイトルを質問しました。回答は正論で正しいです。しかし、何とかWindows11をインストールしたいということが質問の本筋であり、回答は期待はずれだということになります。

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これも、最近投稿した記事を質問してみました。AIの辞書には載っていなかったようです。これも、どうやって学習するのかが知りたいですね。どうも、記憶系の質問には弱いようです。

M5StickCのプログラムを作ってもらう

ChatGPTに関する記事や動画を見ると、Excelマクロが自動的に作成されたとか、英語などの問題を自動作成できたとか、歌詞や作文を自動作成できたなどのプログラム的な回答が得意なようです。

そこで、M5StickCのプログラムを作ってもらうことにしました。

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インターネットから時間を取得する時計プログラムを要求したところ、本当にプログラムを返してきました!まさか本当にプログラムを作ってくるとは思いませんでした。

M5Stack.h」を「M5StickC.h」に変更し、SSIDパスワードを入力してビルドします。日本時間への変更はしないでおきます。

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問題なく動作しました。もちろん、表示のデザインを考えないといけませんが、動いていることに驚きです。

Raspberry Piについても、やってみる予定です。⇒いろいろ試していますが、複雑になるとプログラム出力してくれません。手順は出るので参考になりますが。。

Androidのプログラムを作ってもらう

最近のAndroidアプリケーションの開発はkotlin言語で行われることが多くて、サンプルプログラムkotlinで書かれている場合が多いです。私はJava言語を使うので、kotlinからJavaへの変換が面倒でした。

そこでChatGPTkotlin記述Java記述に変換してもらうと、結構正確に変換してくれます!。これは結構使えます。もう、手放せないって感じで使っています。

Raspberry Piのプログラムを作ってもらう

Raspberry PiのプログラムはPythonで書かれることが多いです。そこでChatGPTに、PythonのコードをC言語に変換してもらうと、結構正しく変換してくれます。C言語の場合に必要なライブラリのインストール方法まで教えてくれるので、細かい配慮もあります。これは結構脅威ですね。このサイトの記事も考えなくてはならないです。

記事校正に使う

私はこうしてサイトで記事を書いていますが、実は文章を書くのがすごく苦手です。ちょっとだけライターの仕事をしたこともありますが、自分の文章作成能力ではとても続けられませんでした。

ここは自分のサイトですから自由に文章を書いていますが、きっと読みづらいと思っている人も多いでしょう。そこで、ChatGPTに校正してもらえばと思い、やってみました。

千歳湖の記事を校正してみましたが、いい感じに校正してくれています。完全ではないので自分のチェックも欠かせませんが、これは役に立ちそうです。しかし、思ったように校正してくれない時もあり、気分屋な感じです。今後を期待したいです。

3.著作権の侵害はないのか

ChatGPTで返される結果に著作権侵害はないのでしょうか。当サイトでは、画像の利用で出典表示が必要なものは表示しているし、記述する内容が参照元と変わらなくなるのであれば、引用表示をしています。しかし、ChatGPTで返される結果に、引用出典などの記述があるのかは確認していません。

ChatGPTでは同じ質問をすると違った回答をしてくるなど、人工知能として進化した部分を感じますが、どこから学習したのかをある程度明確にしないと、著作権の侵害に該当するのではと心配になります。その結果をコピペしたら、実は著作権侵害だったなんてこともあるかもしれません。

4.個性を前面に出した記事を作成する

ChatGPTを使ってみての感想ですが、正直まとまっていません。もう少し試してみることと、他の人の感想をいろいろ見てからまとめようと思います。

しかし、プログラムの自動作成はすごいです。当サイトではプログラム解説をしていますが、質問をうまくすればChatGPTで済んでしまう時代もそう遠くはなさそうです。

このようなAIの進化はこれからも進み、個人サイト運営も考えなければならない時代がやってくるのでしょう。そのためにできることは、個性を前面に出すことではと考えています。AIの汎用的な知識ではなく、自分が実際に体験し、個人的な感想を優先した記事を書くことで差別化できると思うのです。今までは、個人の感想を記事にはできるだけ載せないことが一般的なルールでした(ライターの定石)。

しかし、知識の一元化が進みそうな今は、その知識に捕らわれない独自の知識を出すのが大事なのでは思っています。今までもニッチ記事が多かったですが、さらに進むことになりますが、どうなるでしょうか。