JR北海道の2024年3月ダイヤ改正について ~ 5駅が廃止されます

JR北海道2024年3月16日に行うダイヤ改正について発表がありました。

上記の内容でダイヤ改正が行われますが、廃止5駅を詳しく見ていきたいと思います。

(JSMAP2地図も付けてみました。JSMAP2地図はシンプルな分、駅の場所を追いやすいです。)

1.愛山駅 [石北本線]

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石北本線からは、愛山駅が廃止の対象となりました。すでに上川駅から白滝駅間の駅がすべて廃止されてしまいましたが、上川駅から旭川駅間からも廃止駅が出ました。愛山駅の写真をみると、プラットホームに工事現場の足場が組まれたような簡易的な駅であるように見えます。

また、駅周辺に街が見受けられなく、学生の利用がなければ廃止となるような駅なのでしょう。なお、写真には写っていませんが、道路の反対側(写真の左手側)に、待合室があります(違う?)。

2.初野駅 [宗谷本線]

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宗谷本線からは、初野駅が廃止の対象となりました。美深駅の隣にある初野駅ですが、愛山駅のような簡易的な構造の駅です。脇にプレハブの駅舎がありますが、駅舎らしさはないですね。こちらも、駅周辺には畑しかありません。

3.恩根内駅 [宗谷本線]

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同じく石北本線からは、恩根内駅が廃止の対象となりました。なんと、前出の初野駅の隣です。こちらの駅はプラットホームがしっかりした造りです。そして、木造駅舎もあり、それなりに利用者がいた駅と思われます。しかしながら、駅周辺に建物が集まっていますが活気は失われており、利用者も少なくなり廃止に至ったのでしょう。

4.滝ノ上駅 [石勝線]

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石勝線からは、滝ノ上駅が廃止の対象になりました。滝ノ上駅は、付近に夕張市の景勝地「千鳥ヶ滝」があり、昔は賑わいを見せたところです。周囲は滝の上公園として整備されており、売店や食堂が並んでいましたが、今は営業することがほとんどないようです。それにしても、ここは夕張市の拠点のひとつであることには変わりがなく、廃駅になるのは意外な感じがします。

滝ノ上駅舎は、有人駅と思えるほど立派で大きく、プラットホームを移動する歩道橋もあります。また、近くには石勝線のポイントを守るスノーシェルターもあり、大きな構造を持つ駅です。これほどの駅が廃止になるほど、今の鉄道は厳しい状況に置かれていると言えるのでしょう。

千鳥ヶ滝は立派な滝ですが、夕張川上流にダムが多く、かつ、夕張川流域が炭鉱跡を流れるせいか、いつも濁っています。この濁りが解消されれば、北海道を代表する滝として人気が出そうなのですが、どうでしょうか。

5.中ノ沢駅 [函館本線]

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函館本線からは、中ノ沢駅が廃止の対象となりました。中ノ沢駅は、長万部駅の隣にあるため、廃止の影響が他よりも少なそうです。また、国道沿いに市街地を形成していますが、駅前通りは閑散としており、利用者の少なさと影響度で廃止に至ったのでしょう。

駅舎は車掌車を改造したもので、趣深いです。駅内に踏切もありますね。良い駅だけに残念です。

6.これからも廃止駅が増えてきます

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出典:Flickr 幾寅駅

今回のダイヤ改正で、廃止となる駅が5つに留まったのは意外でした。確かに、2024年3月31日いっぱいで根室線富良野駅から新得駅間の駅が追加で廃止となりますが、宗谷本線石北本線釧網線などに廃止となりそうな駅が多くある中で5つで済んだのは、嵐の前の静けさといったところでしょうか。

廃止される駅が増えるのはしょうがないと思いますが、本線自体がなくならないように対策を立てて欲しいです。