北海道は温泉天国 ~ Hokkaido is a hot spring paradise

2021年10月9日

地図アプリケーション「日本周遊マップ」の登録作業中で北海道の温泉を表示させてみたのですが、今さらながら北海道って温泉がすごくあるなと感心しました。ポイントとして用意した温泉は全てではないのですが、十分過ぎるくらい北海道全体に温泉があります。

こういう資源はかけがえのないもので、大事に残していきたいです。近年は小さな温泉地の廃湯が増えてきているので、応援していかなければなりません。

そこで今回は、3つほどお気に入りの温泉を紹介したいと思います。

蟠渓温泉

北湯沢温泉を南に進むと、ひなびた温泉街があります。ここは、蟠渓(ばんけい)温泉と呼ばれる温泉地です。隣の北湯沢温泉がにぎわいを見せる中、蟠渓温泉はひっそりと佇んでいます。しかし、ここも以前はにぎわいのある温泉街でした。

そして、平成が終わる頃に、蟠渓ふれあいセンター幡渓温泉健康センターひかり温泉が閉館して、いよいよ寂れてきました。ここは応援したいところです。

私が札幌にいた頃は蟠渓ふれあいセンターがお気に入りで、その頃は塩素殺菌もなくて快適な温泉でした。蟠渓温泉は無色透明なお湯ですが、わずかに硫黄臭(硫化水素臭)があり柔らかい感触です。蟠渓ふれあいセンターでは、熱いお湯をホロホロ山の地下水で冷まして浴槽に入れていました。小さな浴槽からお湯が滝のように溢れるところが大好きでした。

現在は、2件ほどの宿が営業しています。私が年金生活になったら真っ先に行きたい温泉です。それまで残っていてほしいです。

野湯に「オサル湯」があります。入るには難易度が高いですが、条件が揃えば最高の露天風呂です。

虎杖浜温泉

虎杖浜(こじょうはま)温泉は、白老町にある、登別市との境に位置する温泉です。北海道を代表する登別温泉のが近くにあるので目立ちませんが、うっすら黄緑がかったお湯は柔らかく、わずかに硫黄臭もあり好きな温泉です。

虎杖浜温泉も、温泉施設がどんどん廃業して寂れてきています。温泉マニアの方のレポートで大人気の温泉地でしたが、個性的だった温泉施設はもうほとんどないようです。しかし、一般客にもハードルが低い温泉施設がいくつも残っていますから、利用してみてはいかがでしょうか。

虎杖浜と言えば海産物が有名です。宿で出てくる海産物は新鮮ですし、お土産を買うのも楽しいでしょう。

瀬戸瀬温泉

瀬戸瀬(セトセ)温泉は、遠軽町の山間にある1件宿です。遠軽町市街からそれほど遠くないですが、人里離れた秘境を感じる佇まいです。私が十勝から行くには何度も峠を越えなければならないので、特にそのような印象を持ちます。

瀬戸瀬温泉のお湯はアルカリ性単純温泉で、源泉温度が42.8度なので長時間入れます。そして特筆すべきは浴室です。タイル張りの懐かしい浴室で、浴槽がひょうたん型でユニークです。そんな懐かしさを感じる施設に人気の方は上々のようです。

温泉検索が可能に!

日本周遊マップのver 2.55から、温泉の検索が可能になりました。各地方ごとに並んでいるので検索しやすいと思います。ぜひ利用してみてください。

温泉資源を活用しよう!

温泉の廃業が増えています。地元でも湯温には恵まれているはずの足寄温泉筒井温泉などの廃業・休業が続いています。そして、今回の1番候補にしたかった然別湖の近くにある山田温泉も休業のままで、復活の話を聞きません。

しかし温泉は、日本において数少ない天然資源です。残念ながら今後の日本は慎ましくなっていきそうですが、温泉が、お金ではない豊かな生活をもたらせてくれます。日本の目指す姿って、所得の大きさではなく、心の豊かさを求める社会だと思うのです。

ぜひ、温泉を利用してください。私もまだ先になりますが、温泉の復興に役立ちたいと思います。