極上の山上にある露天風呂 ~ 本沢温泉と白馬鑓温泉をご紹介

地図は日本周遊マップより

地図アプリケーションの日本周遊マップに、温泉を随時追加しています。山にある温泉ばかりだとお叱りを受けそうですが、個人的に気に入った温泉を選ぶとそうなってしまいます。

そこで今回は、山上というか、雲の上にある極上の露天風呂を二つ紹介します。行くのはたいへんですけれど、文字通り雲の上に出るほどの標高にある露天風呂です。それでは紹介して行きましょう。

1.本沢温泉

青い屋根の建物が本沢温泉

フリー写真素材ぱくたそ

本沢温泉は、八ヶ岳にあります。八ヶ岳には温泉が多くありますが、自然湧出で適度な温度がある温泉本沢温泉だけです。これは富士山に自然湧出の温泉がないのと同様に、八ヶ岳も山体を火山噴出物に覆われていて、自然湧出の温泉本沢温泉に限られています。

それでは、本沢温泉がなぜ自然湧出の温度がある温泉かというと、硫黄岳の爆裂火口付近にあるからです。八ヶ岳は今でこそ静かな火山ですが、西暦888年に大爆発を起こして、硫黄岳周辺の山が吹き飛びました。その爆裂火口は未だ温度が下がりきっていないため、温泉が自然湧出しているのです。

写真を見ても、温泉がある場所とは思えません。普通の山小屋ですね。そして、本沢温泉の建物から少し離れた爆裂火口側に、露天風呂があります。この露天風呂は、日本で一番高く、2,150mの高所にあります。(露天風呂の写真は、公式サイトよりご確認ください)

露天風呂からは、爆裂火口の迫力ある眺めを楽しめます。着替えの場所もなく、足場の悪い道を降りて行かなければなりませんが、一度は入ってみたい温泉です(私は昔、手湯だけしたことがあります)

露天風呂は有料なので、本沢温泉で受付をしてから入りましょう。

2.白馬鑓温泉

地図は日本周遊マップ

白馬鑓温泉は、長野県白馬村にある温泉です。白馬村にある温泉なので、高原にある別荘のような温泉を思い浮かべますが、実際は足場の良くない登山道を登った先にある山小屋温泉です。付近はなだれの巣なので、 冬の前に山小屋は解体されます。

まるでプールの大浴槽

標高2,100mにあり、本沢温泉露天風呂より少し低い位置にありますが、十分高いところにあります。こんなところに温泉があるのは不思議ですが、付近を構成する流紋岩が未だに冷え切っておらず、岩の割れ目から大量の温泉が噴き出ています。本沢温泉がこじんまりとした温泉であるのとは対照的に、白馬鑓温泉は大きな浴槽を持った快適な露天風呂です。

ふもとから登って行くよりも、白馬連峰を縦走して、下山の途中に入るのがベストだと思います。

3.露天風呂で日頃の疲れを落とそう!

大雪山の中岳温泉

露天風呂の快適さって不思議です。内湯と同じ成分のお湯でも、周りが見渡せる解放感が加わると、快適さが格段に上がります。山と空、流れるせせらぎ、森から吹く風、鳥の声など、内湯では味わえない自然の素晴らしさが感じられます。そのため、日頃の疲れもぐっと取れて快適です。

みなさんも、ぜひ山上の極楽温泉に足を運んでください。