男山自然公園 ~ 北海道随一のカタクリ群生地

2021年3月29日

カタクリは北海道各地で見ることができますが、男山自然公園に咲くカタクリ北海道随一と言われ、春の風物詩として良くメディアに紹介されます。

それでは、詳しく見ていきましょう。

1.男山自然公園の概要

男山自然公園1

男山自然公園は、旭川を北に進んだ先にあり、石狩平野へ突き出すように聳える「突哨山(とっしょうざん)」の南側に位置します。ここはお酒造りで有名な男山さんが管理する土地ですが、カタクリの開花期間のみ観光客に開放されます。

2.花の咲く時期は?

男山地図openstreetmap
地図は、地図アプリ「日本周遊マップ」より

カタクリの咲く時期は4月中旬から5月上旬にかけてですが、年によって開花時期が大きく異なります。そのため、事前に調べてから行くと良いでしょう。

男山自然公園ブログでは、開花状況を逐次公開しています。ぜひ、開花状況を見てから出掛けてください。2023年は4月15日に開花しています!

また、「NPO法人 もりねっと北海道」さんが、「突哨山カタクリ速報」を出しています。こちらも参考にすると良いでしょう。

3.男山酒造り資料舘にも行ってみよう!

男山酒造り資料館
出典: 男山株式会社 公式

カタクリを楽しんだ後は、男山酒造り資料舘にも行ってみましょう。350年の歴史を持つ男山さんの歴史とお酒について学べます。

また、試飲・売店コーナーもありますから、お酒を飲んだり、お土産を買えます。この施設でないと買えない商品もあるそうなので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

4.嵐山もカタクリの名所

旭川市に住んでいるけど男山自然公園まで行く暇がないという人でも、旭川周辺で十分に楽しめます。旭川市郊外の嵐山付近は、カタクリの名所です。その嵐山のふもとに「北邦野草園」があり、4月下旬にカタクリエゾエンゴサクなど、春の野花が咲き乱れます。

そして山を登ると「嵐山展望台」があり、旭川市内を一望できます。特に、夜景がきれいで、花火大会の時も絶好の見晴台となります。足に自信のない方でも、車で登れますよ。

5.他の野花にも目を向けてみよう!

男山自然公園2

写真で見てもわかるとおり、カタクリの周りには他の野花も咲いています。エゾエンゴサク、キクザキイチゲ、フクジュソウ、ヒメイチゲなど、カタクリにも負けず劣らずの美しさを持つ野花が咲いています。

これら他の花も覚えて見に行けば、楽しさが倍増します。ぜひ、他の花にも目を向けてみてください。

野花については、私の運営するサイト「Wildflower 北海道」で紹介しています。

ぜひ、野花の種類を覚えましょう!。