帯広市緑ヶ丘公園 ~ 帯広市を代表する公園

2023年8月30日

帯広駅から南西にまっすぐ伸びる道路の先に、帯広市緑ヶ丘公園(以降、緑ヶ丘公園)があります。緑ヶ丘公園は、帯広市を代表する公園で、一般的な公園施設だけではなく、帯広市の公共施設も擁する一大拠点となっています。

私も、子供の頃から現在に至るまで、長期に渡り利用しています。それでは、紹介していきましょう。

1.グリーンパーク

緑ヶ丘公園1

グリーンパークは、広大な芝生で構成された広場です。計測してみると、1周1.25km、8.3haほどもありました。ここで、スポーツレクレーションなど、各人が様々な用途で利用しています。

また、グリーンパークの西側はベンチになっており、昔は世界一長いベンチとして有名でした。今も、木々によって直射日光が遮られる快適なベンチとして、多くの市民の憩いの場となっています。

2.児童遊園

緑ヶ丘公園2

子供用の遊具がある児童遊園があります。家族連れでいつも大賑わいです。

3.パークゴルフ場

緑ヶ丘公園3

パークゴルフ場もあります。最近はパークゴルフ人口が減ってきて閑散としたパークゴルフ場が増える中、緑ヶ丘公園パークゴルフ場は立地の良さから今も賑わっています。

4.百年記念館

緑ヶ丘公園4

百年記念館は、帯広が開拓されてから100年を記念して建てられた記念館です。歴史・自然・産業などを紹介する常設展示室や、文化活動の練習会場などがあります。

5.おびひろ動物園

緑ヶ丘公園5

帯広動物園は、地元密着型ローカルな動物園です。動物の数は決して多くはないけれど、様々な工夫で楽しませてくれます。また、遊園地も併設されており、昔からある観覧車簡易鉄道は今も健在です。

年間パスポートが800円と安いです。通常は大人一人420円ですから、2回行くだけで元が取れます(2023年)。

6.児童会館

緑ヶ丘公園6

児童会館は、小、中学生を主な対象とする教育施設です。建物が昔と全然変わっていません(耐震強化はされてますが)。左のサイロのような建物は天文台で、6階相当の屋上に望遠鏡が備え付けられています。また、科学展示室プラネタリウムなどもあり、児童の憩いの場となっています。

そして特徴的なのが、宿泊施設があることです。ここで、学校の授業の一環として宿泊学習が行われます。私も1度か2度、授業を受けた気がします。

食堂も健在です。私も、小学生の時にラーメンやカレーを良く食べた記憶があります。価格がとても安くて、今も安く提供されています。

7.道立帯広美術館

緑ヶ丘公園7

道立帯広美術館は、道路を挟んで児童会館の反対側にあります。定期的にイベントが行われています。(私は芸術がさっぱり分からないので、入ったことがありません)

8.野草園

緑ヶ丘公園8

緑ヶ丘公園には昔のまま自然が残されているエリアがあり、野草園として管理されています。詳しくは、以下の記事をご覧になってください。

9.みどりと花のセンター

緑ヶ丘公園9

みどりと花のセンターは、緑化活動の発信基地という存在でしょうか。また、公園内の休憩場所としても利用されています。

10.桜の名所

緑ヶ丘公園10

緑ヶ丘公園は、帯広市の桜の名所としても有名です。咲くのはエゾヤマザクラですが、公園内にたくさんの木があり、市民を楽しませています。

11.おびひろ氷まつり

帯広市では、冬のイベントが「雪まつり」ではなくて「氷まつり」です。おびひろ氷まつりは、緑ヶ丘公園を使って行われます。氷の滑り台など会場の中心ですが、野外ステージ周辺になります。

12.駐車場は?


駐車場は、主に三箇所が用意されています。名称は私が勝手に付けたものなので、気を付けてください。その他にも、動物園の周囲にも駐車場があります。

これらは、夜間閉鎖されるので、車中泊はできません。

13.動物もいっぱいいます

緑ヶ丘公園11
たまにいるエゾフクロウ

緑ヶ丘公園は森が豊かで、動物も多く生息しています。

一番身近な動物は、エゾリスです。公園内を走り回る姿を良く目にすることでしょう。また、リスの仲間でエゾモモンガもいます。こちらは、冬の夕暮れで見ることができるかもしれません。

鳥も多く、シジュウカラを中心とするカラ系の鳥や、アカゲラなどのキツツキ系の鳥を良く目にします。たまに、エゾフクロウも姿を現すことがあります。

このように、自然豊かな緑ヶ丘公園へぜひ行きましょう