YAMAPの地図ダウンロード仕様変更について

2021年2月17日

2021年3月1日より、YAMAPアプリ地図ダウンロード仕様が変更されます。特に、無料ユーザーの場合に影響が大きいので、理解しておく必要があります。

2019年の仕様変更は、以下の記事で書いています。

地図ダウンロード仕様の変更内容

無料ユーザープレミアムユーザーの双方で、以下の変更があります。

無料ユーザー

出典:YAMAP公式

地図のダウンロードが、一か月で2枚に制限されました。また、端末内に保存できる地図の枚数が2枚になりました。これは、頻繁に登山をする人には足りないですし、一か月に1~2回しか登山をしない人でも、削除してロードするという手間が掛かります。

今回の変更で、無料ユーザーはお試し用の要素が強くなりました。

2021年3月1日以降の無料ユーザーの地図はどうなった?

告知のとおり、2枚以上ダウンロードしていた地図は、最新の2枚を残して削除されてしまいました。今までダウンロードした分は大丈夫かなと、わずかな期待をしていましたが、削除されました。

プレミアムユーザー

プレミアムユーザーに対しても仕様変更があります。それは、端末内に保存できる地図の枚数50枚に制限されるというものです。

これは、YAMAPアプリの動作速度を考慮した制限ということです。

該当地図なしで活動記録を取得するには?

以前は活動日記(行動ログ)を取得する時に地図の選択が必要でしたが、地図を選択しなくても活動ログが取れるようになりました。これは、ありがたい機能です。

「ウォーキング」と「ランニング」の2つのアイコンが付きました。これを選べば、地図なしで活動日記を開始できます。(※この機能は、私が気付かなかっただけで以前からあったかもしれません。)

「活動を開始」を選べば、活動日記の記録が開始されます。これは助かりますね。。と思ったのですが。。。

「ウォーキング」と「ランニング」に使われる背景地図が国土地理院地図であれば、自分が登山で使う分には十分なんですが、登山ルートのない地図なのは残念です。

YAMAPアプリでは、活動日記(行動ログ)を取得する時に地図の選択が必要ですが、今回の仕様変更で該当の地図を選択できなくなる場合が出てきそうです。また、最初から地図が用意されていない場所で活動日記を取りたい場合もあります。

そのような時は、地図の選択で任意の地図を選んで、活動日記の取得をしましょう。行動ログだけ取りたい人は、毎回同じ地図を選んで活動日記の取得をすれば問題ないでしょう。

私は、YAMAPアプリに大雪山と然別湖周辺の地図だけ入れて、いろいろな場所での活動日記を取得するつもりです。(私の場合、登山以外での取得がメインなので)

オンライン地図でも良いのでは?

そもそも、オフラインで地図を使うために地図のダウンロードが存在しますが、個人的には非常に面倒な作業に感じています。どの地図アプリでも予め地図をダウンロードしておく必要があり、その作業は大なり小なり発生します。

しかし、最近は山でも圏外になることが少なくなりました。それなら、いっそオンラインで地図を表示するので構いません。そして、表示された地図の上のレイヤーに、登山情報を載せればいいです。

上の地図画像は、私の作成した地図アプリ「東京周辺マップ」の画面ですが、オンラインでOpenStreetMapの地図を表示して、その上のレイヤーにルートを表示しています(登山ルートはオフィシャル連動記事分のみ)。ルートの詳細情報は載せていませんが、この程度の作りならプログラム的に難しいものではありません。

※東京周辺マップは非公開になったので、日本周遊マップをお使いください

表示する地図は、タイル地図なら何でも良いので、国土地理院地図も表示できます。余計な情報を載せすぎると登山が面白くなくなると思うのですが、どうでしょうか?

健全な会社運営のために仕方がないことかもしれないが

今まで無料ユーザーでも十分なサービスを得られたYAMAPでしたが、ここにきて制限が多くなりました。でも、今までが特別なだけであって、正当な対価を得る運営に移行するのは正しいと思います。

ただ、2019年の仕様変更や今回の変更が、ユーザーの混乱を来たしたことが少し気になります。私は、最近のプレミアムに用意される、あまり必要としない機能追加が、コストの増大を招いているのではないかと思います。

あまり余計な仕様を追加せずに、サイト内での商品販売や、保険などで収益を得るやり方にできないものかと思いますが、そうはうまくいかないということなのでしょう。

私もAndroidアプリケーションを提供しているので、収益化が難しいのは分かります。YAMAPの決断が、どのように進んで行くのかを注目していきたいと思います。