浮島湿原

2020年9月4日


地図は「さっぽろ周辺マップ 旭川」より

浮島湿原は、上川町と滝上町の県境にある高層湿原です。旭川紋別自動車道ができて、浮島インターチェンジが近くにあることから、アプローチが容易になりました。

以前は、浮島トンネルの脇にドライブインやキャンプ場もあって賑わったのですが、近年は静かな場所になっています。その浮島湿原について紹介しましょう。

1.浮島湿原の概要


浮島湿原は、北見山地の南端にあり、旭川から紋別へ向かう途中にある浮島トンネルの上にあります。そして浮島湿原の大部分は上川町側にあり、滝上町側にあった遊歩道も今は閉鎖になっています。そのため、今は上川町の観光地となっています。

浮島の名前のとおり、点在する沼や池に、草でできた浮島があり、風によって移動します。

2.遊歩道について

かつては湿原全体を巡るように木道があったのですが、近年は痛みが進み、通行可能な道が限定されるようになりました。特に、奥の南大沼方面の道は封鎖されています。

今後、木道が修復されるかは分かりません。今の内に見て置いた方が良いかもしれませんね。

3.高山植物について

浮島湿原の特徴として、高山植物の多いことがあります。標高900mに満たない場所ですが、チングルマがあります。チングルマを標高1,000m以下で見られる場所は、気候や土壌の条件が揃う必要があり、浮島湿原も何かしらの条件があるのでしょう。

花期は6月下旬から8月上旬です。私が8月中旬に行った時は大部分の花が終わっていたので、7月上旬から中旬がおすすめです。


出典:Wikimedia Commons ※浮島湿原で写した写真ではありません

また、浮島湿原で人気の花にトキソウがあります。こちらは、7月下旬が良いようです。8月中旬には咲いていませんでした。同時期に水面にはヒツジグサの白い花が咲き、とてもきれいです。

湿原にはお馴染みのモウセンゴケ浮島湿原にも多くあります。木道の脇に多く咲いているので、観察に適した場所と言えます。

8月中旬以降は花が少ないですが、エゾオヤマリンドウやエゾリンドウなどは、夏の終わりから多く咲きます。紅葉と湿原との組み合わせがきれいです。

4.アクセス


「浮島湿原 地図」

旭川紋別道の浮島インターチェンジを降りて国道273号を紋別方向へ進み、浮島トンネルの手前で右の道へ入ります。後はまっすぐ進んで行くと、浮島湿原の入り口があります。駐車場スペースも十分あります。

入口にはトイレがあります。湿原入口までは、よく整備されたウッドチップが敷かれた道になっています。

沼の原よりは一般の人でも行きやすい高層湿原です。しかし、ヒグマの生息が濃い印象があるので、鈴などの対策は忘れないでください。