清水丸山展望台 ~ 十勝平野の大展望台

2020年10月19日

地図は「さっぽろ周辺マップ 夕張岳」より

NHK連続テレビ小説「なつぞら」の紹介番組で、十勝清水町のロケ風景が出ていたのですが、「清水丸山展望台」周辺の牧場みたいでした(違ったかも)。その清水丸山展望台は、十勝平野の展望がとても良い場所ですが、知名度は高くありません。

そこで、今回は清水丸山展望台について紹介します。※令和元年6月に、全面リライトしました。

1.清水丸山展望台の概要

清水丸山展望台は、清水町羽帯から日高山脈へ向かった先に広がる牧場の中にある展望台です。名前のとおり、小高い丸い丘(483m)の頂上にあります。

展望櫓がある

白樺の木で組み立てた外観を持つ展望櫓があります。白樺の木の外観をしていますが、実はコンクリートに塗装をしたものです。山側に木々が生えているので、日高山脈を眺めるには展望櫓に登ると良いでしょう。

牧場と十勝平野の眺めが抜群

展望台の周囲は牧場になっており、牧場の先に十勝平野が広がる、十勝の代表的な風景が広がります。牧場の中はホルスタイン種の牛が放牧されています。

東大雪の山々の展望台としても秀逸

十勝平野の先にある東大雪の山々の眺めが良いことも特徴です。然別湖周辺の山の先に、ウペペサンケ山(1848m)、丸山(1692m)、ニペソツ山(2013m)が見えます。さらにその先には、石狩岳(1967m)の山々まで見えます。

東大雪だけでなく十勝岳連峰も見えるのですが、視界に邪魔が入るのでイマイチです。それでも、十勝岳、オプタテシケ山、トムラウシ山などが見えます。

霊峰剣山も良く見える

東に目を向けると、霊峰剣山(1205m)が見えます。断崖絶壁の剣山ですが、清水丸山展望台から見ると絶壁の反対側なので、おだやかな山容です。

紅葉の時期もきれい

丸山山頂部は森に覆われているので、紅葉がきれいです。赤色の紅葉というよりは、カシワやミズナラなどの黄葉がきれいな印象です。

芽室岳の今

背後には芽室岳(1754m)が聳えています。丸山よりも上流の芽室川流域は、平成28年の台風で大きな被害を受けました。芽室岳の登山口にある山小屋も土石流で埋まってしまった状態です。林道の復旧工事が行われていますが、まだまだ時間が掛かりそうです。

トイレと水道は使えません

水道施設が2箇所ほどありますが、使えません。平成28年の台風以前から使えない状態です。

そして、トイレが使えないのが観光地として問題です。周囲にトイレがないので困ります。トイレは、十勝千年の森などを利用するしかありません。

駐車する場所も気を遣います

展望台周辺は舗装されていますが、車を停める明確なスペースがありません。自分の記憶だと、芝生になっているところが昔は駐車スペースでした。そのため、舗装道路の適当な場所で、邪魔にならないように車を停める必要があります。

もし混んでいる場合は、展望台への最後の登りの前に広いスペースがあるので、そこに停めましょう。

2.十勝千年の森

清水丸山展望台の近くには、十勝千年の森があります。

十勝千年の森は、環境貢献活動「カーボン・ オフセット(炭素の相殺)」を起源に、森、庭、 農、アート、食と、さまざまな手段をもって、人が自然と触れ合える機会を創出しています。

1,000年後の未来へ遺し、引き継ぐ大切な財産として、この森を育てています。

出典:十勝千年の森

古来から続く十勝の自然に触れられるだけでなく、ガーデニングや十勝の農産物を楽しめます。変わったところでは、セグウェイの乗車体験もできます。千年の森は、十勝の特徴を体験するのに絶好の観光スポットです。

3.「なつぞら」のロケした場所は?

これは推測ですが、山側の牧場で一番高いエリアで撮影されたと思います。展望台へ向かう道路以外に立ち入ることは禁止されています。間違っても牧場内に入り込むことは辞めましょう。

4.十勝平野の広大さを体験しよう

広大な十勝平野を眺めるスポットはいくつかあります。特に狩勝峠が有名ですが、日勝峠や然別の扇原展望台士幌高原などがあります。

しかし個人的な感想ですが、手前に牧場が広がり、その先に畑作地帯、奥に山々とバランスが良い清水丸山展望台は、十勝平野のトップクラスの展望台としておすすめできます。冬は除雪されていませんから、春から秋に行くと良いでしょう。

みなさんも十勝にお寄りの際は、ぜひ清水丸山展望台に行ってみてください。