火山活動が活発な諏訪之瀬島ってどこ? ~ 付近の島々と共に紹介します

2022年1月27日

諏訪之瀬島
諏訪之瀬島

この記事を書いているのは2022年1月ですが、ニュースで諏訪之瀬(すわのせじま)の噴火について良く目にします。諏訪之瀬島って、鹿児島県の沖縄側にある島だろうという漠然としたイメージはあるのですが、はっきりした場所が分かりません。また、その周辺にある島の火山活動もニュースで目にします。

そこで、諏訪之瀬島と、その周辺の島々について調べてみました。地図アプリケーション「日本周遊マップ」を用いて紹介します。

トカラ列島

諏訪之瀬島は、屋久島の南西に連なるトカラ列島にありました。奄美大島は良く知られていますが、屋久島との間にあるトカラ列島の島々は、初めて場所が分かりました。基本的に火山でできた島々のようです。

諏訪之瀬島地図

諏訪之瀬島を拡大してみます。諏訪之瀬島は、中央に火口がある火山島で、南側に人が住んでいるようです。十島村の記述と、飛行場のマークがあります。

諏訪之瀬島地図拡大

さらに拡大すると、中央の火山が御岳ということが分かります。カルデラが形成されていて、活動しているのはカルデラ内にある火口です。また、最高点はカルデラ壁の南側です。

島の南部に人が居住していて、十島村に所属します。人口は100人に満たないです。また、諏訪之瀬島飛行場の記述がありますが、今は「場外離着陸場」という国の認可外の飛行場?になっています。

1,800年代の噴火で、無人島になった時期があります。今も火山活動が活発ですが、これ以上の噴火は起きないでほしいですね。

鬼界カルデラ周辺

さて、周辺の島々にも目を向けてみましょう。屋久島の北西にも島々があります。その中に口永良部(くちのえらぶじま)があります。私は諏訪之瀬島と混同しちゃうのですが、こちらも活発な火山のある島です。

口永良部島地図

口永良部島は、東側中央に活発な火口を持つ島です。人口は100人強で、観光客も比較的多く訪れます。

口永良部島地図拡大

しかし、東中央部にある新岳の火山活動が活発で、2015年の大噴火では島民が屋久島に避難しました。その後島民は島に戻りましたが、火山の噴火と共に生きる姿がたびたびニュースに取り上げられました。

口永良部島
口永良部島
硫黄島地図

硫黄島も、火山活動が活発な島です。小笠原諸島の硫黄島と区別するために、薩摩硫黄島とも呼ばれます。島の東部に火口が集中しています。その反対側の西側に人が100人強住んでいます。

硫黄島地図拡大

硫黄島自体が活発な火山ですが、実は東側に鬼界カルデラという超巨大海底火山があり、そのカルデラ壁上にできた火山でもあります。その本家の鬼界カルデラは7,300年前に破滅的噴火をしており、南九州に人が住めなくなるほどだったようです。今も海底に溶岩ドームがあり、活動は続いているそうです。

硫黄島
硫黄島

ここまで解説してきて、火山について私たちは関心が薄すぎると思いました。確かに確率こそ低いですが、火山の噴火によって生活が一変することを考慮していかなければならないと思います。

それなら標高が高くて面積も大きい屋久島はどうなの?と思いますが、屋久島は火山ではありません。地下深くで固まった溶岩が変性した花崗岩が地上に隆起してできたのが屋久島です。周りが火山だらけなのに、どうしてこの場所に造山運動があったのか不思議ですね。世の中不思議だらけです。

また、面白い地形があったら記事にします。