車でテレワーク ~ 森の中で仕事してみた

2020年5月16日

いよいよ日本でもテレワーク(在宅ワーク)が本格化してきました。しかし、自宅で仕事をするのも、なかなかたいへんです。

自宅では、家族が気になったり、両隣りがうるさかったりなどで仕事に集中できず、仕事環境として良くない場合も多いでしょう。

そこで、環境の良い場所へ行って、車の中で仕事をするのも良いのではないでしょうか。今はよほどの山奥でも行かない限り、携帯の電波が届かないことはありません。涼しい風が吹く森の中で仕事をすれば、とっても捗ると思います。

※2021年早々、再び首都圏に緊急事態宣言が出ました。テレワークについて、真剣に考える時です。

4枚ドアの車なら仕事机を用意できる

ワンボックスカーならともかく、普通の車で作業台を用意するのは難しいと思うかもしれません。しかし4枚ドアの車であれば、後部座席に座って、その前に作業台を用意すれば、テレワークができます。

その作業台ですが、前の座席に取り付ける机が市販されているようですが、自分で作ってはいかがでしょうか。私の場合は、1×4材2×4材を組み合わせて机を作りました。

まず、助手席を一番前にスライドして、確保できるスペースを測ります。私の車だと、幅が47cm、奥行きが30cm、高さが60cmだと、後部座席に座ってちょうど良い作業台になりました。

私は写真のような作業台を作りましたが、余った材料を組み合わせたので理想的ではありません。ぜひ、入念な設計をして、使いやすさ抜群の作業台を作ってみてください。

また、のこぎりで2×4材を切るのは疲れますので、ホームセンターで購入する時に設計図通りに切ってもらうと、組み立てるだけで済むので楽です。またネジについては、手で絞めていては手を痛めてしまいます。電動ドライバーが良いでしょう。



1×4材と2×4材だけで、いろいろな家具を作れます。みなさんもやってみてはいかがでしょうか。

森の空気は最高!

秋も終わりで寒いです

私が行った場所は、自宅から10kmくらい離れた丘陵地帯の森の中です。森の中と言っても、町道の空きスペースなので、まったく人が来ないわけではありません。後でも話しますが、ほどほどの場所が良いです。

自宅よりも標高が200mくらい高いので、風が気持ちいいです。このような場所でも携帯電波は届いており、テザリングでネットワークが使えます。(近くに大きな電波塔があるのです)

ちなみにモバイルWi-Fiでは、サービスエリアが狭くて圏外になるものがあるので注意です(周波数帯によります)。携帯も今は使い放題にできるので、もうモバイルWi-Fiは必要ありませんね。

車の椅子はクッションが効いているので快適です。ドリンクホルダーに飲み物を置いたり、ティッシュやごみ箱などもあるので、作業環境は意外と良いです。さすがに足元が狭いので、窮屈感は少しあります。ほどほどに外へ出て体を動かすと良いでしょう。

息抜きの時間に、ちょっとだけ山菜を頂きました。たまには車のテレワークも悪くないと思った次第です。

場所の選択が難しい!

車のテレワークが快適なことを紹介しましたが、いいことばかりではありません。特に、作業する場所の選定が難しいです。

今回は10km離れた場所でしたが、近くの河川敷なら数キロで済みます。しかし、車の中でテレワークしているなんて、周りの人は思いません。

河川敷には何をしているか分からない車が多く、たまに警察の職務質問を受ける姿を目にします。悪いことをしているわけではないのに、やっかいなことに巻き込まれる危険性があります。

このように、場所の選定がちょっと難しいです。作業は2~3時間程度に留めるのが良さそうです。今回は山菜時期に行ったので、車を長時間停めていても怪しまれることはありませんでした。

私の住むエリアであれば、海岸が一番無難でしょうね。(遠いのです)

自宅以外のテレワークを推進しよう!

士幌高原ヌプカの里」(投稿記事へ移動します)

今回は車でのテレワークを紹介しましたが、他にも自宅以外でできる場所がいろいろあると思います。

例えば、キャンプ場のバンガローは利用料金も安くて快適そうです。また極端ですが、山小屋の個室なんてのも良さそうです。標高3,000m前後にある山小屋の個室でテレワークをすれば、絶景を眺めながらの仕事となって捗りそうです。(これらは、ワーケーションと呼ばれています)

みなさんも、自宅以外のテレワークをしてみてはいかがでしょうか。