さくらインターネットの初期ドメインを独自ドメインへ移行

当「kunimiyasoft オフィシャル」は独自ドメインで運用していますが、もう一つの運営サイト「kunimiyasoftアイテムセンター」は、さくらインターネットの初期ドメインで運営していました。

それは、独自ドメインでなくてもサイトアクセスが十分確保できていたからです。実際に「kunimiyasoftアイテムセンター」は、1投稿当たりのページビュー数がオフィシャルの3倍ほどで推移していました。(でも、アクセスが少ない両サイトです)

しかし2020年5月のゴールデンウィーク後、アクセスが激減しました。理由はgoogleのコアアルゴリズム変更が理由だと思っています。特に、独自ドメインではなくて個人の商品紹介サイトは、影響が大きかったのだと思います。

そこで、「kunimiyasoftアイテムセンター」も、独自ドメインへ移行することにしました。

1.独自ドメインの取得

独自ドメインは、おなじみの「お名前.com」から取得することにしました。ちょうど「.xyz」ドメインが無料というのがあったので、それに乗りました。でも、2年目以降はしっかり取られるので、他ドメインの2年目以降の値段と比較して取得するようにしてください。

お名前.com側の設定で大事なのが、ネームサーバーの設定です。デフォルトではお名前.comのネームサーバーなので、さくらインターネットのネームサーバーへ変更する必要があります(上の画像を参照のこと)。

2.ワードプレス環境のバックアップ

独自ドメインへの移行においては、取返しのつかない問題が発生してしまうかもしれません。その時のために、バックアップは必ず取るようにしましょう。(でも、バックアップからもとに戻すのもたいへん)

WordPressのデータベースをphpMyAdminなどを使ってバックアップします。そして、WordPressの記事内容を、WordPressのツールの中にあるエクスポートで退避します。

WordPressのソースもFTPでダウンロードすれば理想的ですが(特に写真がなくなると痛い)、量が多いので私はやりませんでした。

3.さくらインターネットのコントロール画面でドメインを設定する

kunimiyasoftアイテムセンター」のさくらインターネット上でのURLは以下になります。

https://kunimiyasoft.sakura.ne.jp/wp3/

これを新ドメイン

https://kunimiyasoft-itemcentre.xyz

に結びつける設定を行います。これはメニューの「ドメイン/SSL」「ドメイン/SSL」で行います。そしてSSL設定も同時に行います。さくらインターネットはSSL発行も無料でできるので助かります。

お名前.comで行ったネームサーバー指定が有効となるのに1日くらい掛かる時があります。ネームサーバーが有効でないとSSLの設定ができないので注意してください。

4.WordPressの設定でURLを変更する

WordPressダッシュボード内の「設定」を選び、WordPressのURLとサイトのURLを新ドメインに変更します。

これで、新URLでも表示ができるようになります。しかし、このままでは表示が不完全です。次の大事な作業を行う必要があります。

5.データベース内の旧URLを新URLへ置き換える

ここまでの処理だけでは、記事URLなどデータベース内のURLが古いままです。そのため、新しいURLへ書き換えなくてはなりません。

しかし、単純にデータベース内の旧URLを新URLへ置換すると、WordPressの動作がおかしくなるので絶対やってはいけません。そんな単純に管理されているわけではないのです。

そこでユーティリティーを使います。今回は、WordPressのプラグインを使いました。

Better Search Replace

上部画像が設定画面です。旧URLと新URLを指定し、各テーブルを選択してください(※上部画像ではテーブルが選択されていない状態です)。

一番下のチェック項目をはずすと実際に置換するという仕様になっています。最初はチェックしたままにして、どれだけ置換するのかを確認すると良いでしょう。

また、今までの初期ドメインでも「https」のURLを使っていましたが、データベース内では、ほぼ「http」で保存されていたので、「http」と「https」の2通りを置換させました。これで、データベース内のURLも新しいURLとなりました。

置換が本当にうまくいったかを確認するには、phpMyAdminでデータベースをエクスポートして、テキストエディタで中身を見れば分かると思います。

6..htaccessで旧アドレスアクセスを新アドレスへ転送

これで、新URLでもサイトの表示ができるようになりました。しかし、検索エンジンには旧URLで登録されているので、旧URLでアクセスする人がほとんどのはずです。

そこで、旧URLでアクセスした場合、新URLへ転送する処理を指定します。それは、.htaccessで行います。さくらインターネット公式にも例が載っていますが、2つ以上の独自ドメインを使う時には使えない例なので、今回は以下のように指定しました。

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^kunimiyasoft.sakura.ne.jp(:80)?$
RewriteRule ^(.*)$ https://kunimiyasoft-itemcentre.xyz [R=301,L]

.htaccessは、初期ディレクトリの下ではなく、それぞれのWordPressのカレントディレクトリ(今回であれば、”/wp3″)に置きます。これで旧URLでアクセスしても新URLへ誘導されます。

これで、一通りの作業は終了です。

7.サイト運営はたいへんです!

このように、独自ドメインに変更するのでも、それなりの工数が必要です。そして、作業ミスでもしたものなら、何倍にも作業量が増えてしまい、復旧すらできなくなる可能性まであります。

実は、これだけの作業で済んだわけではありません。google アナリティクスやAmazon アソシエイトの設定変更も行っています。これで見返りがあれば良いのですが、今のところは割の合わない作業ばっかり続いています。

まあ、自分のサイトなので、何があっても最終的には辞めれば良いだけです。これが仕事だったら失敗したでは済まされません。Webプログラミングやコーディングを仕事にしている方は、つくずくも注意して作業してください。

補足:独自ドメインにしてからの効果

kunimiyasoftアイテムセンターの独自ドメイン化による効果ですが、アクセス数では、5月5日前の水準の25%から40%程度の低空飛行が続いています。それはオフィシャルも同じで、50%の検索件数と、75%程度のアクセス数まで激減しています。

このように、独自ドメイン化しても効果は薄かったです。むしろ、新規のドメインなので、実績がないということで検索下位に沈んでしまったかもしれません。

アクセス数は5月上旬がピークで、ようやくアクセスが軌道に乗ってきたと喜んでいた矢先の出来事です。それに新型コロナの影響で、広告単価が激減しているというダブルパンチです。消費税10%からの不景気は、どこまで続くのでしょうか。

厳しいけれど、続けていきます。