Raspberry Piのデスクトップにショートカット作成 ~ LXShortcut
Raspberry Pi用のプログラムを作成した後、デスクトップ画面に起動用ショートカットを用意したい場合も多いと思います。その場合、起動用シェルを用意するなどスクリプトを用意しますが、ちょっと面倒です。
そこで、アプリケーション「LXShortcut」を使用します。私自身、LXShortcutは以前から利用していますが、たびたび使い方を忘れるので、ここに忘備録として用意しました。
1.LXShortcutのインストール

Raspberry Piメニューの「設定」「Add / Remove Software」を選択します。

検索ウインドウで「lxshortcut」と入力し、「Enter」キーを押します。すると、検索結果が表示されます。
「LXDE Application shortcut editor」を選択すると、下部Windowに内容が表示されます。ここで「Apply」ボタンを押すと、インストールが始まります。
2.LXShortcutの使い方

メニューからファイルマネージャーを起動し、「デスクトップ」フォルダを選択します。デスクトップフォルダを選ぶとここにLXShortcutのショートカット定義が作成されるので、デスクトップからの起動が可能になります。
そしてメニューの「ツール」「現在のフォルダでコマンドを実行する」を選択します。

ここで、LXShortcutを起動するコマンドを入力します。「-o」の後にデスクトップ上で表示するショートカット名を指定しますが、この次の画面でも設定できます。

LXShortcutのウインドウが表示されました。名前は「-o」で指定した名前のままで良ければ、入力する必要がありません。次に起動したいアプリケーションの実行コマンドを入力します。ここでは一覧から選択した後に「Sudo」コマンドを追加しています。
アイコンを指定することもできます。お気に入りのアイコンを選択するか、作成して指定してください。
「OK」を押して、ショートカットを作成します。

デスクトップ上に、ショートカットが作成されました。アイコンをダブルクリックして、アプリケーションを起動します。

上記ウインドウが表示されるかもしれませんが、「実行」を押して処理を継続します。このメッセージを消すことができますが、ここでは説明を割愛します。
還暦を過ぎると、忘れることも多いです。まあ、嘆いていてもしょがないので、できる範囲でやっていきたいと思います。