根室本線 富良野駅~新得駅間の廃止が決まる

2022年2月7日

根室本線1
地図は、地図アプリケーション「日本周遊マップ」より

JR根室本線富良野駅新得駅の間が廃止されることになりました。2022年2月2日の道議会で報告されています。

※以降の地図は、地図アプリケーション「さっぽろ周辺マップ ライト2」の画面を利用しています。 「測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R 2JHs 27」

根室本線2

2016年の台風で、根室本線落合駅から新狩勝トンネルの間が大打撃を受けました。沿線を流れるルーオマンソラプチ川が大氾濫したのです。ルーオマンソラプチ川は、私の好きな釣り場で美しい渓谷でしたが、一変して氾濫原になりました。

根室本線3

空知川幾寅市街周辺で氾濫し、街が水浸しになりました。結局、東鹿越駅までの区間は不通になり、今に至っています。不通区間の新得駅東鹿越駅間は、バスによる代行輸送が行われています。これがルートに国道38号を使うので、根室本線初期のルートに近いことから、日本三大車窓を楽しめると好評だったりします。

落合は、十勝方面とトマム方面の分岐点で賑わった町でした。今、町はすっかり寂れましたが、アウトドアガイド食べ物屋さんなどがあることや、北落合の風景が素晴らしく、観光地として注目な場所です。そのため、鉄道がなくなるのは残念です。

根室本線4

南富良野町には金山湖があり、観光地として賑わっていますが、宿泊施設キャンプ場などは東鹿越駅とは反対の湖側にあります。そのため、鉄道を有効活用できません。金山駅からではダムのアウトレットまで遠いし、やはり鉄道を活用できません。

映画「鉄道員」の舞台で、南富良野町の中心にある幾寅駅も廃止になります。町に鉄道がなくなるのは、寂しいことです。

根室本線5

山部駅から少し歩くと、山部自然公園があります。ここは芦別岳の登山口で、キャンプ場もあります。山部自然公園へ鉄道を使う人はほとんどいないと思いますが、最近、鉄道でハイキングをしたいと考えているので、そういう貴重な場所がまた一つ失われることが残念です。

根室本線6

富良野から先の根室本線は、一応残ります。それは、北海道を代表する観光地の富良野へ観光列車が走るので、根室本線を残す必要があるからでしょう。

しかし、無料の高規格道が、占冠村から旭川市に向けて造られています。それは既に一部開通しており、占冠村まで道東道を使い、その後は高規格道を使って富良野に行くことができるようになります。

個人的には、そこまで高速道路はいらないと思っているのですが、北海道各地でどんどん整備が進んでいます。これでは鉄道の利用は下がるばかりです。

布部駅

富良野駅新得駅間の廃止時期はまだ決まっていません。バスによる代行輸送は行われるようですが、今のうちに乗っておきたいですね。

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