霧多布湿原 ~ 花の湿原
「JSMAP2地図13倍。14倍は後日対応予定」
JSMAP2地図において、湖や沼も強化しました。北海道内の代表的な湖沼が網羅されたと思います。特に、根釧地域にあまり知られていない湖沼がありました。そして、霧多布湿原の中に、とても多くの湖沼があり、名前が付いていることに興味を覚えました。そこで、霧多布湿原について紹介します。

霧多布湿原は、釧路湿原と並んで北海道を代表する湿原です。釧路湿原との違いですが、霧多布湿原は野花の鑑賞に適した湿原であり、動物が注目される釧路湿原とは対照的な存在です(あくまでも個人的見解)。霧多布湿原には「霧多布湿原センター」があり、霧多布湿原の発信が行われています。また、エコツアーが組まれているので、参加することで霧多布湿原をより理解することができるでしょう。

広大な湿原が広がる浜中町ですが、街のはずれにある霧多布岬(湯沸岬)は断崖絶壁です。ここから釧路にかけて、海岸線が断崖になっている部分が多くあります。以前、紹介した涙岬も、その中の一つです。

また、近年は霧多布岬周辺にラッコが姿を現すことで、観光客に人気です。日本にある動物園でラッコがいる所は、投稿時点で一カ所のみです。そのため、野生のラッコを見ることができる霧多布岬は貴重です。しかしながら、野生の動物ですから、遠くから影響のないように見ることが大切です。

エゾカンゾウが一面に咲く霧多布湿原は、圧巻です。ぜひ、一度体験してはいかがでしょうか。


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