洗足池~湧水を集める歴史のある溜め池です


「東京周辺マップより」

東京には大小の池が散在していて、水に恵まれた都市と言えるでしょう。それらは近代の土木技術で出来たものだけではなく、もともと水に恵まれていた場所を利用してできたものも多いです。

これから紹介する「洗足池」も、もともと湧水の多い場所を利用して作られた溜め池です。

1.洗足池の概要

洗足池は、武蔵野台地の末端に湧く湧水を集めてできた溜め池です。その出来た時代は平安時代とも言われています。現在は森ではなく住宅地に囲まれていますが、湧水は健在で池の水源になっています。

その洗足池の周囲は公園になっており、水辺の風景を四季を通して楽しめます。また、ボート乗り場もあるので、のんびりとボートを漕ぎながら時間を過ごすのも良いでしょう。


洗足池は歴史が長いため、千束八幡神社や勝海舟夫妻の墓など、歴史的な史跡が残っています。歴史を追いながら洗足池を回ってみるのも良いでしょう。

2.清水窪弁財天

清水窪弁財天は、洗足池に注ぐ湧水の中で一番大きい水源と言われています。その清水窪弁財天のある場所は、洗足池から東急大井町線や目黒線を渡ってさらに北の位置にあります。現在も水源になっているとは信じがたいですが、浸透管を使って洗足池へ誘導されています。そして、洗足池の近くでは水路となって地上に出て、洗足池へ流れ込んでいます。

周りが住宅街になってしまったため湧水量は少なくなりましたが、今もこんこんと水が湧いていいますので、東京が水に恵まれた場所であることを再発見させてくれます。

3.まとめ


出典:Wikimedia Commons

洗足池は、思う以上に自然が活かされた歴史のある池でした。今回なぜ取り上げたかと言うと、私自身が近くに住んでいたのに行かないで終わっていたためです。

昔、旗の台に1年ほど住んでいました。その後も旗の台に行く機会はあったのに、新江戸川公園(現在の肥後・細川庭園)や高尾、奥多摩方面ばかり行っていました。調べてみて魅力が大きい洗足池に行かなかったことに後悔の念があります。機会があったら是非行ってみたいです。

みなさんも、洗足池へ自然と歴史の両面を追いながら訪れてはいかがでしょうか。